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Vol.51) 故障 と ケガ



みなさんも、卓球を続けているうちに、どこかケガをしたり故障をしたり、長く続ければ続けるほど、体に何らかの支障が出てくることでしょう。
スポーツ選手には、“ 故障 と ケガ ”は、ついて回るものです。
もちろん、故障やケガが全くない!に越したことはありませんが…。

では、故障とケガの違いを見てみましょう。

故障…故障とは、基本的に古傷や慢性的に痛みを伴っていることを指し、自分自身でも把握している部位のこと。(卓球選手では、腰・膝の故障をかかえている選手が一番多く、そして、肩・手首が続くようです。)

ケガ…ケガは、突発的に起きるもの。ネットのボールを飛び込んで返球しようとした時など、防ぎようのないケガのことをさします。※ ふざけていてのケガなどは入りません。

ケガは、必死にプレーした時に起こる防ぎようのない事故なので、しかたがない部分があることでしょう。
しかし、故障の場合には違います。
故障というのは、以前から知っていることであり、普段からトレーニングをしたり、ストレッチやウォーミングアップを入念にすることにより、未然に防ぐ努力はできるからです。

故障もケガも同じ怪我したことには違いありませんが、意味合いが全く違います。
スポーツ選手として、故障を起こさないようにすることが、とても大切なことなのです。





では、そのような“故障 と ケガ”が起きてしまった場合に、どのように対処したらいいのでしょうか!?

お医者さんにかかれば、必ずと言ってもいいほど、『休んでください』と言われるでしょう。
しかし、選手たるやその言葉を鵜呑みにしてはいけないと、私は考えます。

試合に出場できるなら、多少の傷みを共っても出場しようとする意気込みも大切です。出場できる状態か、否かは本人が一番わかっているからです。
また、選手の一人一人の背景が違うからです。
選手が、次の試合のためにどんな努力をしていたかを知れば、簡単には休みなさい…とは言えないものです。
しかし、これ以上は無理をさせられないと判断した時には、出場しない。出場させない。という決断も大切なことです。

また、練習についても同じです。
膝が痛い選手であれば、サービスの練習ぐらいはできるものです。
今日は調子がいいから長くやったり、調子が悪いから短くしたり…と、いくらでも調整が可能です。

長い競技生活では、この“ 故障 と ケガ ”と上手く付き合っていかなくてはなりません。
故障やケガを悔やんでも仕方ありません。回復した時にいかに元の状態に近くにいられるか。
体力や筋力、そして感覚を維持できているか!?を考えるようにしましょう。




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